カラムシ(苧磨) [織物・和紙繊維植物(採取直後苗)]

カラムシ(苧磨) [織物・和紙繊維植物(採取直後苗)]

販売価格: 750円~1,500円(税込)

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商品詳細

山野に自生するイラクサ科の多年草で、昔から織物繊維採取の目的で盛んに栽培もされてきた。
葉裏が白く特徴的で、葉画、葉彩画などに多用される。又、アカタテハの食草としても有名。


大山高原の林縁や原野などに自生し、時には2m近くにもなる大型の野草。有史以前から織物繊維をとるため盛んに栽培が行われましたが、人工的な繊維が主流になると雑草化してしまった植物です。現在は、栽培種のアオカラムシとの雑種化が進んでおり、刈り取りに強く繁殖力が旺盛なので駆除し難い雑草の一つですが、茎の皮からは良質の繊維がとれ、衣類、紙、魚網など昔から盛んに利用されて来ました。からむしは反物になると糸が強いため100年は持つと言われます。肌に付着しない夏衣として気持ちよく、一度着用すれば他の織物を着ることができなくなると言われています。現在、栽培地として福島県昭和村が有名。

 注:カラムシは、繁殖力が強く駆除し難い植物ですので、根茎の群生・繁茂により
隣地や周辺の植物の繁殖に影響することがありますので、植栽場所には配慮
しましょう。

■カラムシ基本情報
別名真麻(マオ)、苧磨(チョマ)、青苧(アオソ)
分類イラクサ科カラムシ属 多年草
分布本州、 四国 、九州、沖縄
生育環境日向〜半日陰

■カラムシの育て方
道端や林縁の少し湿ったところが適地です。繁殖力が旺盛な大型の野草で、根を横に伸ばし株になって繁殖し、駆除し難い雑草ですので、植栽場所を考慮する必要があります。周辺に広げたくない場合は、ポリバケツなどを地中に埋めその中に植栽しても良いでしょう。肥料は殆ど必要ありませんが、繊維採取の目的で畑等で栽培される場合は、腐葉土、堆肥等有機系肥料をスキ込んでやると良いでしょう。畑や原等で栽培される場合は、苗や20〜30cm程度の根を30cm〜50cm間隔で植え、2年目から採取をはじめます。
栽培難易度
  
■お届けするカラムシについて
規格ポット苗×2株又は、根株×10本
産地鳥取県西伯郡伯耆町

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