ヤマイモ科の植物で、ハート型のかわいいグリーンカーテンができます。ゴーヤより寿命が長く、巨大なムカゴも収獲できます。
10〜20ｃｍの大きなムカゴが出来ることから、宇宙いもと呼ばれています。繁殖力が旺盛で葉も良く茂るため、しっかりとしたグリーンカーテンができます。

蔓にできるムカゴと、地中の芋も食べられます。食味はヤマイモに似て、煮物、炊き込みご飯などいろいろ利用できます。

名称	宇宙芋
分類	ヤマノイモ科
性質	ツル性の多年草
特徴	巨大で不思議な形のムカゴが出来ます
原産	日本他
生育環境	日向
花期	夏
種ムカゴ植え付け適期	３月〜５月（時期を過ぎても植栽できます）

風通し、日当たりが良く排水の良いところで管理します。非常に強健で、殆ど管理もいりません。

●栽培方法
・芋つるは朝顔以上に生育旺盛で、露地又は家庭用プランターでの栽培も可能。
　支柱、ネット利用でつるをからませて栽培する。
・用土はやや酸性が強く、肥料系の多い砂質壌土が最適。
　市販培養土でもよい。


■苗植付期■霜、雪の無くなったころが最適

■生育期■植付後間もなく芽が出てつるが伸び、
　　　　　　　 丸い直径２０ｃｍ程の照葉が展葉ムカゴ芋の肥大期は９〜１０月

■収穫期■完熟期前、１０月頃には落葉が始まり、
　　　　　　　 完熟するとムカゴは自然落下します。

■栽培のポイント■７月末位に追肥をしてあげると、大きいムカゴがとれます。

栽培難易度

易

●レシピ●
１．皮は少し厚手にむいて、お好みの大きさに切り、
　　スープ、味噌汁等の具に用いる。
２．皮は少し厚手にむいて、すり落して、味噌、うまみ調味料で味付けをして、
　　人参、ごぼう、紅ショウガ等を包み、油で揚げる。
３．皮は少し厚手にむいて、だし汁にすり落としたものを加え一煮立ちさせ、
　　味噌を加え、とろろ風の味噌汁として食べる。
４．その他煮物として利用する。