きのこ種駒ミニパック(100駒入り) [原木(長さ90cm×直径10cm)3〜4本用]

きのこ種駒ミニパック(100駒入り) [原木(長さ90cm×直径10cm)3〜4本用]

販売価格: 680円(税込)

商品詳細

ご家庭向きの少量タイプ!
長さ90cm×直径10cm程度の原木が3〜4本植菌できます。

ご家庭の裏庭などで伐採した少量の樹木の有効利用に最適のサイズです。

※植菌の穴あけには、人力で手軽に穴あけの出来る「大型孔明け器」http://shizenseikatsu.ocnk.net/product/632(別売)が便利です。

 木の種類やきのこの種類により発生量に違いがありますが、殆どの樹木でキノコの栽培ができます。現在、市場に出まわっているものは、ほどんどオガクズで栽培されたキノコです。原木で栽培されたキノコは、天然の風味に近く生育の観察もでき、ご家庭の庭や軒下であまり手をかけなくてもたくさんのキノコを収穫することができるので栽培する人が増えてきています。

規格種駒 100ケ入
発生期秋から春
発生温度8℃〜16℃
特性中肉、中葉、多産系
特徴原木栽培用
備考
<<栽培説明付>>

 

きのこの育て方

きのこの育て方から、収穫するまでのお手入れ方法などをご紹介します。

 

庭でつくる<きのこ>の作り方

しいたけ・なめこ・ひらたけ・えのきたけ・きくらげ・くりたけ・たもぎたけ・ぬめりすぎたけ・ぶなはりたけ・むきたけ・まんねんたけ

収穫までのお手入れ方法

1 原木栽培

5〜30cm位の 太さの木が最適。

根倒

【根倒】 伐採した原木は、枝・葉を付けたまま均等に水分を抜く(葉枯し)

玉切り

根倒し後1〜2ヶ月位乾燥させてから玉切り。

※購入原木は即植菌

木をカット
  • しいたけは、木口にヒビ割れが1cm程度入った頃
  • なめこ、その他のきのこはあまり乾燥させない

植菌

玉切りしたら すぐ植菌しましょう。 菌を植える穴はドリル等で 千鳥状ラセン状にあける。

木の加工
 

ほだ木管理(仮伏せ)

水はけが良く暖かいところに置き、コモや遮光ネット等で囲み、時々散水し5月頃まで保温・保湿する。

※ほだ木とは  原木にきのこ菌を植えた木のことです。

ほだ木イメージ

ほだ木管理(本伏せ)

風通しがよく雨のあたる木の下等に置く。直射日光があたる場合は遮光ネット等で日陰をつくると良いでしょう。

風通しのよい所のイメージ
散水イメージ

2〜3ヶ月に1回天地返しをして、ほだ木のどの部分も同じ状態にしてください。

発生・収穫

きのこは菌を植えて標準で2年目の夏を過ぎてから収穫できます。風通しのよい場所で、直射日光にあたらないように手入れをすると、数年間は収穫できます。

※きのこの種類や植菌の数により 早く出るものもあります。

きのこは傘が開かないうちに収穫しましょう。

きのこ収穫計画表 きのこは菌を植えて2年目から収穫ができます。

きのこ収穫計画表

これは各きのこ発生時期です。

は各きのこ発生時期です。

※ほだ木とは、原木にきのこ菌を植えた木のことです。

 

原木きのこの育て方
使用する原木について
使用する原木について
■樹種(どんな木がいいの?)
 

最適樹:ブナ・トチ・サクラ・クルミ・イタヤなど。 適 樹:ホウ・シデ・ナラ・カシ・エノキ・カエデ・ヤナギ・クワなど。その他、ほとんどの広葉樹に発生するが収量や品質に差がある。

◎最適樹 ○適樹 △栽培可

種菌/樹種しいたけなめこひらたけくりたけむきたけぶなはりたけたもぎたけあらげきくらげえのきたけぬめりすぎたけまんねんたけ
アサダ (アサナラ・サクラオレ) マルマルマル       
アベマキ (アベ)マルサンカクマル     マル マル
ウメ          サンカク
エゴノキ マル サンカク     サンカク 
エノキ (エノミ) マル二重マルマル  マルマル二重マルマル 
カエデ類 (イタヤカエデ・ウリハダカエデ など) 二重マルマルマルマルマルマルマル マル 
カキ サンカクサンカク    マルマル マル
カシ類 (アカガシ・ウラジロガシ など)マルマル     マルマル マル
カシワマルマル マル  マル マル  
カンバ類 マルマルマルマル マルマルマルマル 
クヌギ (ドングリ)二重マル  マル    マル 二重マル
クリサンカク  マル   マル  マル
クルミ類 (サワグルミ・オニグルミ・ノグルミ など)サンカク二重マル二重マルマルマル マルマルマルマルマル
クワ マルマルマル  マルマルマル マル
種菌/樹種しいたけなめこひらたけくりたけむきたけぶなはりたけたもぎたけあらげきくらげえのきたけぬめりすぎたけまんねんたけ
ケヤキ マルマルサンカク  二重マルマル二重マル  
コナラ (ナラ)二重マルマル 二重マル二重マルマルマルマルマルマル二重マル
サクラ (ヤマザクラ・ソメイヨシノ など)サンカク二重マルマルマルマルマルマルマルマルマル二重マル
シイ類 (スダジイ・マテバシイ など)マルマル マル   マルマル  
シデ類 (スダジイ・マテバシイ など)マルマルマル二重マルマルマルマルマルマルマルマル
タブノキ (タモ・ヤマグス)サンカク      マル   
トチノキ (トチ) 二重マルマルマルマルマルマルマルマルマル二重マル
ドロノキ (ドロ・デロ・ドロヤナギ) マルマルサンカク  マルマルマルマル 
ナシ  マルマル       
ニセアカシア (ハリエンジュ)          マル
ネムノキ (ネブタノキ・ネムリギ)  マル    マル   
ハリギリ (センノキ・ダラ・ヤマギリ・セン) マルマル        
ハルニレ (ニレ・ネレ・アカダモ) マルマルマル  二重マルマル   
ハンノキ (ハノキ・ハリノキ)サンカクマル二重マルマルマルマルマルマルマルマルマル
種菌/樹種しいたけなめこひらたけくりたけむきたけぶなはりたけたもぎたけあらげきくらげえのきたけぬめりすぎたけまんねんたけ
ブナ (イヌブナ・ブナノキ)マル二重マル二重マル二重マル二重マル二重マルマルマルマルマル 
ホオノキ (ホノキ・ホンノキ・ホウ) サンカク二重マルマル  サンカクマルマル  
ポプラ  二重マルマル   マル二重マルマルマル
ミズキ (タンゴノキ) サンカクサンカク        
ミズナラ (オオナラ)マルマル マル二重マル二重マルマルマルマルマルマル
ムクノキ (モク)  マル   サンカクマルマル  
ヤシャブシ (オオバヤシャブシ など)サンカクマルマルマル   マル   
ヤチダモ (タモギ・タモノキ・アオダモ・シオジ など) マルマルマルマルマル二重マル    
ヤナギ類 (オオバヤナギ・シダレヤナギ・ケンショウヤナギ) マル二重マルマルマル マルマルマルマル 
ヤマナラシ (ドロ・ドロノキ・ハコヤナギ)  マル    マルマル  
リョウブ   マル       
リンゴ サンカク二重マルマル      マル
オヒョウ (ヤジナ・ネバリジナ・タブ・ニレ) マルマルマル  マルマル   
ミズメ (アズサ・ヨグソミネバリ)マル マル        
スギ ※注 サンカク サンカク     サンカク 

※スギ原木栽培については当社での試験結果であり一般的ではありません。

■伐採(いつ頃用意すればいいの?)

時 期:紅葉期から、新芽が出る頃までに伐採する。 太 さ:5cm位から60cm位のもの。

■玉切り(どんな形に切ればいいの?)

・短木栽培(オガ菌)、長木栽培(駒菌)どちらも可能ですが、直径30cmを超える大径木の幹は発生の早い短木栽培(オガ菌)がよく、枝などの小径木は1m位に切り駒菌を植菌する。 ・水分の多い木(ヤナギ・ポプラなど)は、10日くらい葉干し(枝干し)してから玉切りする。 ・長さは、25cm〜1m位に玉切る。 ・玉切りしたら、あまり乾かさないうちに植菌する。

 
植菌について
■時期

・原木は、乾きすぎないうちに植菌する。 ・10月から5月まで。 ・秋の植菌:秋に伐採した原木に植菌し、仮伏せをして冬を越す。 ・春の植菌:冬から春に伐採した原木を、5月までに植菌する。

■方法

<<短木栽培>> ●時期/2月から4月ころまでに、玉切りしたらその日にうちに接種する。 ●方法/調合した種菌を、玉切りした原木の切り口に約1cm位の厚さに塗る。種菌は、切り口の周囲に厚く、中央を薄く塗り同じ太さの原木を重ね密着させ一組とする。乾燥している原木は、清水に浸してから接種する。 <<長木栽培>>

長木栽培の植菌の仕方

・樹皮面に、専用の孔明器か電気ドリルにキノコ用のキリをつけて、千鳥状か、ラセン状に植え穴をあける。 ・木口の近くや死節・傷口の付近におおめに植える。太い原木には、木口面にも植菌する。 駒菌:直径8.5mm、深さ20mm位の穴をあけ、樹皮面と平に種駒を打ち込む。 オガ菌:直径12mm、深さ20mm位の穴をあけ、オガ菌を樹皮面と平に移植器で詰め、そのうえに解かした封蝋を塗る。 植菌数:原木の木口直径(cm)の2.5〜3倍の数。 例)植菌数=木口直径(cm)×2.5 25ヶ=10cm×2.5 植菌列数:原木の木口直径(cm)の1/2の数。 例)植菌列数=木口直径(cm)÷2 5列=10cm÷2

 
長木栽培の植菌の仕方

<<伐根栽培>>

伐根栽培の植菌の仕方
 

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